きっとみんなは、自分が正しいと思って生きている。それは自分も含めてきっとそうなんだと思う。それを、信じられるか、疑うかが、自信なんだろう。みんなが心の中で思っている自分の正しさを信じられる力、それがあるのとないのとで、生きやすさって全然違うんだろう。もちろん信じられた方が楽なことに間違いない。疑えば疑うだけキリがない。みんながみんな、それぞれの正しさを持ち寄って、ぶつけ合って生きている。本当の正しさなんてない。ただ自分の正しさを信じるしかない。疑った時点で迷路だし、疑った時点でぶつけ合いに負けるだけだ。それでも、そんな生き方よりは、疑う生き方を選んでやる。ぶつけ合いに勝つことだけを考えている人間なんてクソだ。自信がある人が強くてカッコいいなんて誰が決めた。いろんな正しさを受け止められて、必要なときに必要なだけ自分の正しさを主張し、そしてそれは本当の正しさに近いものであるべきだ。それが、僕の考える自分の正しさ。結局やっていることは変わらなくても、その中でより良くなっていきたいだけなんだよ。負けてもろとも、それが本当に正しいとも思わない。周りを見渡せばそれぞれの正しさが溢れかえっていて、本当の正しさがどれだかもわからない。迷うことばかりだけれど。いつも生きづらい。